「とっておき鉄道旅!〜観光列車○○のはなし〜」 この「○○のはなし」号って、変わった名前だと思いませんか? 数十年ぶりの「鉄道旅」。時刻表で、こんな変わった列車を見つけたら・・・ 行程に含まない訳には参りません。 東京駅から、数本の列車を乗り継いでたどり着いた長門市駅! 降り立ったその駅は、JRでも典型的なローカル線の駅の雰囲気。 かつては、山陰地方と北九州を結ぶ列車が何本も発着していて、 さらに美祢線の分岐駅!にぎわっていたんだろうなぁ? なんて、そんな、昭和の鉄道全盛時代に少しだけ思いを馳せつつ・・・ 2番線の古びたプラットホームで列車の到着を待っておりました。 静かにディーゼルエンジンの音を響かせて到着した 「○○のはなし」号♪ 沿線の風景を基調とした色彩のボディーカラーを身にまとい 2両編成の観光列車が入線です! その列車は、2017年夏に走り始めたばかりで 新下関駅と東萩駅の間を週末を中心に一日一往復いたします。 そして、今回私が乗車したのは、 長門市駅から下関駅の間、約2時間♪ 実は、この区間が、この観光列車の一番の見どころ! 北長門海岸国定公園の美しい日本海の海岸風景が続きます! そして、乗り込んだ「○○のはなし」号! まずは販売カウンターで、事前に予約しておいた 「おつまみセット」と「スイーツセット」を受け取り 指定された席に向かいます! 本日のプライベート空間は、2号車13番A席とD席♪ そして、その車内に入ってびっくり♪ なんと、座席が海岸線にむいて配置されているのです。 そんな、特別に改装された車内に 少しだけ興奮しつつ、列車は、静かに長門市駅のホームを離れて行きました! しばらくして刻み始めた走行音の旋律♪ この線路のつなぎ目が奏でる一定のリズム♪ これなんですよね!鉄道旅の醍醐味は・・・ 現在、都会では、ほとんど聞こえなくなったこの走行音♪ そんなローカル線の趣に正面の大きな窓に流れるのんびりとした風景! 一瞬にして鉄道旅の旅情に引き込まれていきますね♪ そこは、まるでミニコンサート会場のよう! そんな走行音のBGMが流れる中、 目の前に現れる日本海の大海原♪ そして、その真っ青なキャンバスには、ところどころに小さな島たちがちらばり それは、大自然の景色を、さらに魅力的に見せる宝石のかけら! さらに、なみ間では、太陽からの贈り物の光のタップダンス♪ まさに、「とっておき鉄道風景」♪ そして、そんな、美しい景色の前では・・・ しばらく停車して鑑賞タイム♪ こんな、のんびりとした鉄道時間を、「○○のはなし」は演出してくれるんです! みなさまも、ぜひ、いつか こんな列車で本州最西端のピュアな大自然を眺めながら 地元の食材やお酒を味わう「鉄道時間」を体験してみませんか? (2017年10月14日FB投稿) |