<旅の始発駅駅長からのプチたびガイド> 「とっておきスノーリゾート@ 〜歴史ある「APPIリゾート」でアスピリンスノーの感触を味わう♪〜」 みなさまは、スキーやスノーボードに行きますか? それとも、若い頃、行っていましたか? そんなことを考えながら、 私たちは、かつての憧れのリゾートを訪ねてみることにしました! あの頃は、夜行バスで・・・はたまた、夜行列車で・・・ 今回は、そんな頃を思い出しながら、新幹線&盛岡駅からJR花輪線で向かいます♪ 車窓には、今もあの頃も、この地方の日常風景「岩手山」の雄姿が・・・ そんなローカル線の時間は、とても穏やかに流れて♪ 列車は、松尾八幡平駅から、緩やかな峠を登ります! そうそう、ディーゼルのエンジン音を響かせながら、この近づいていく感じ・・・ これから始まるスキータイムに・・・ 胸の深い場所で、何だか落ち着かない不思議な感じを覚えたものでした! そして、約1時間でたどり着いた「安比高原駅」♪ そこは、まさに真っ白な世界! ホームも雪!線路も雪!そして、まわりも・・・ まさに、音のない静寂な世界! あの頃の賑わいを、雪のおしろいで隠してしまったかのよう・・・ 90年代には、上野駅からの夜行列車も到着したのに・・・ 今は、2両編成のローカル列車が、数時間に一本・・・ その空間は、何だか、平成初期のまま時間が止まってしまったかのよう♪ もちろん、列車から降り立ったのは、私たちだけ・・・ でも、小さなかわいらしい駅舎を出ると・・・送迎の方のお出迎え! このあたりのホスピタリティは、 さすが歴史あるリゾートの伝統が、しっかりと受け継がれている♪ 送迎中の、そんな係の方との世間話・・・ ほぼ同年代のこの方、かつての懐かしさに話題が膨らみます♪ そして、約25年ぶりのリゾート到着♪ そこには、あの頃、時間を忘れてシュプールを描いた雪山が、 あの時のまま、そのままに広がります! そして、いざ、真っ白なフィールドへ♪ 一本目のリフトの浮力に身を任せた瞬間・・・ とても新鮮な、そして心地よく冷えた空気に・・・ スノーリゾートに身を置いていることに、何とも言えない幸せを感じますよね♪ さらに、このリフト時間! 少しの降雪の時には・・・ 舞い降りてくる天からの贈り物を、グローブで優しく受け止めると・・・ 当たり前のことですが、 その一つ一つが、「雪印型」をしていて♪ そんな大自然からのささやかなご褒美に、またまた小さな幸せを感じたりして♪ そして、約25年の時を超えたフィールドでのシュプール♪ スキー板がカービングになって滑り方は変化しましたが・・・ 加重の時に感じるアスピリンスノーの感覚♪ それは、ほんとうに軽く、そして簡単にターンができてしまいますから・・・ やはり、上信越におけるパウダースノーとあ、少し違うんですよね♪ ここで、ちょっと独断と豆知識♪ アスピリンスノーでは・・・思わず転んでみたくなります! アスピリンスノーでは、雪だるまづくりに、かなり苦労します! そして、ナイター照明下でのターンで白いベールが作れます♪ この煙のように舞い上がる真っ白なベールの美しさ♪ 誰もが、ナイターゲレンデの主人公になれますよ♪ ぜひ、みなさまも体感してみてください! 最近、スキー&スノーボードを始めて上達してきた方! ぜひ、このアスピリンスノーの感覚を試してみてください♪ 近年におけるスキー&スノーボード人口の減少。。。 さらには、コロナ禍におけるスキー場の相次ぐ閉鎖。。。 今回の訪問まで、かつての憧れのリゾートの動向を案じておりましたが・・・ (もちろん、手放しで安心できる状態ではないようですが・・・) しかしながら 今シーズンからのワールドワイドなホテルグループへのリブランド化! さらには、その最上位クラスのリゾート施設の新設! これまでの既存施設における顧客ニーズに合わせたサービスの提供! そんな、様々な新たな運営施策に 「憧れのリゾート」の顕在ぶりに、ほっとした私がおりました♪ そして、何と言っても、そのフィールドの大きさ♪ そこには、日帰り客を分散させる2つのベースの構成♪ そもそも、日帰り可能エリアの人口規模が比較にならないため 上信越のスキーリゾートと比較して日帰り客の割合が少ないのは当然なのですが・・・ 結果として、日帰りのお客様の割合が少ないことは、 スキー場全体のゆったり感につながるんですよね! そのような環境から・・・ どの世代にも、どのレベルのスキーヤー&スノーボーダーにとっても はたまた、お子様連れにも、シニアのお客様にも・・・ とても、優しいスノーフィールドなんですよね♪ それは、まさに、癒しのスノーリゾート♪ さらに、この安比高原♪ 約40年前の開発構想は壮大で・・・ ただ単に「スキリゾート」を開発するだけでなく、 リゾート隣接のエリアには、牧場などを備え・・・ この地域全域で地産地消の小さな循環型社会を創造している♪ これは、まさに現代における「地方創生」と「SDGs」を 約40年前から目指して進められてきているのです! そのエリアに存在した地形や自然環境などの資源を最大限活かし、 将来に渡って地域の価値を維持することを前提に 開発が進められてきた数少ない成功事例なのではないでしょうか? かつて、スキー&スノーボードをされていたみなさま! 近年は、「日帰りしか行かない!」みなさま! 次のシーズンには、ぜひ、安比高原を訪れて 「スキー&スノーボード」だけでなく、そのリゾートが持っている癒し空間、 そして、長い歳つきをかけて育ち続けている壮大な自然の理想郷に思いを馳せつつ、 数ある「APPIブランド」を味わいながら・・・ 思い思いのシュプールを、真っ白なキャンバスに描いてみてはいかがでしょうか? きっと、みなさまのスキー&スノーボード経験における、 特別な1ページに刻まれること間違いなしですよ♪ (2022年4月18日FB投稿) |