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☆鉄道05☆

「とっておき鉄道旅!〜惜別のスーパービュー踊り子・春色の車窓を味わう〜」







<旅の始発駅駅長からのプチたびガイド>
「とっておき鉄道旅!〜惜別のスーパービュー踊り子・春色の車窓を味わう〜」
2月のある日、私は、新宿駅のホームに立ちました!
「まもなく、スーパービュー踊り子5号伊豆急下田行が参ります!」と・・・
到着のアナウンスが流れる頃、少しずつ賑やかさが増していく・・・
週末の行楽の人々なのだろうか、それとも鉄道好きの方々?
明らかに、その雰囲気はほかのホームとは違っていて・・・
そんな、人々が少しだけ特別!を感じてしまうのが「スーパービュー踊り子」の魅力なのです♪
そして、とても大柄なダブルデッカーの車両に乗り込む!
乗車のとき。アテンダントさんが、お客様の切符を確認するのも、なんとなく「特別な」感じ♪
もちろん、「惜別」ですから、グリーン車をリザーブ!
その座席に身をゆだねると、なんとも言えない懐かしい感覚が・・・
なんて、ずいぶん前に行った伊豆の旅を思い起こしていたら・・・
列車は、静かに新宿駅のホームを滑り出した。。。
その直後、大きな車体を揺らしながらいくつかのポイントを渡り、
埼京線の本線に入っていく!
この感覚も実は「スーパービュー」でしか味わえない!
そして列車は、渋谷、大崎、さらに、武蔵小杉へ・・・
(かつては「山手貨物線」と言われて・・・この区間を走る列車は珍しく)
思い起こせば、この「スーパービュー」が走り始めた1992年頃・・・
埼京線は、まだ新宿が終点!今では混雑が激しい1〜4番線も閑散としていて・・・
もちろん、「高島屋」もなかった!「バスタ」なんて想像もつかない・・・
渋谷には東横線、恵比寿には工場跡が・・・
ダブルデッカーの車窓からは、そんな都会の景色の移り変わりが。。。
そして、多摩川橋梁を渡り停車する「武蔵小杉」の高層マンション群♪
そんな変わりゆく街並みは、
観光列車の先駆けとも言えるこの列車には、どのように映ってきたのだろうか?
と、しばし時代の流れに少しだけセンチメンタルな私がおりました。。。
そうこうしている間に、ウエルカムドリンクをいただき
列車は快調に鶴見川橋梁を渡る!
もうすぐ「横浜駅」に到着!
ここで鉄道好きには、ちょっとしたポイントが・・・
この新宿発の「スーパービュー」は、東海道線の上り本線を渡って下り本線に入っていく!
この分岐器を何度か通過するときの「うねうね」」が、なかなかの撮影ポイント♪
まぁ、今回は車上の人ですから、そんな光景を想像しつつ飲み物を味わいます♪
そして、横浜駅を出発した「スーパービュー」の大きなガラス窓からは・・・「みなとみらい」のビル群が・・・
現在では珍しくなくなった高層ビル♪
でも、1990年代前半までは、まさに「未来都市」の象徴のようなエリアで・・・
(東京都内では、ほぼ再開発は始まっていなかった!)
そんな感じで、「スーパービュー」の車窓からは、伊豆の景色以外にも「都会の景色」も存分に味わえるんです♪
これは、「車窓のフルコース」の「前菜」とも言うべきでしょうか♪
そして、ここからは熱海駅まで約1時間停車しない!
「観光列車」に訪れた「くつろぎの時間」を楽しみます♪
でも、鉄道好きの視点では・・・もちろん、車内探索!
ダブルデッカーの1階にある「サロン」に向かいます。。。
(揺れる車内!そして、段差を下る。。。それも、なんだか特別な空間♪)
数段のステップを下るとそこには、さらに「くつろぎの空間」が♪
そのサロンには、ゆったりとしたソファーが並びます!そして小さな売店も。。。
こういう設備って、一部の観光列車を除いては、ほんとうに消滅してしまって!
でも、この列車がデビューした1990年代!JRが発足したてで、各地で競うようにサービスを拡大していった時代だったんですよね!
(JR東日本と東海は、あまり積極的ではなかったようですが、その他のエリアでは、ほんとうに移動を楽しめる列車がたくさん♪)
そんな空間でかつてに思いを馳せながら、しばし温かい飲み物とお菓子をいただきます!
今では、「車内販売」さえなかなか出会えない!
でも、それでいて、「観光列車」は増えている!・・・これは。。。
時代は繰り返す♪っていうことなのでしょうか?
でも、こういう「特別な移動空間」って、確実に彩を添えてくれるんですよね♪「旅」に・・・
列車は、相模川橋梁を渡り、しばらくすると・・・
少しずつのどかな景色の割合が増して・・・
根府川橋梁、真鶴半島、そして湯河原・・・
「スーパービュー」は、熱海のまちに吸い込まれます!
ここからやっと伊豆半島に入っていくのですが、意外と「海」が間近には見えない・・・
このあたりは、「車窓のフルコース」では、「本日のスープ」」あたりでしょうか?
車両紹介の続きになりますが・・・
この「スーパービュー」!2号車グリーン車の1階には「個室」が・・・
そして、なんと10号車普通車の1階には、「子供室」まで。。。
なんとも、「伊豆」へ向かう客層のすべてを網羅するかのような車両構成♪
もちろん、一番人気の特別空間は・・・1号車1〜2番の展望席ですけど・・・これがなかなか手に入らない♪
ここまでおさらいすると・・・もう、こんな車両は、造れないだろうなぁ!って。。。
現在の様々な制約、そんないろいろなことのなかった自由な発想♪そんな時代に、またまた思いを馳せる私がおりました!
そうこうしている間に、伊東駅を過ぎ、本格的な伊豆半島の山間に・・・
このあたりからが、「車窓のフルコース」では、「メインディッシュ」の時間でしょうか♪
「東伊豆海岸線の風景」(まさに波打ち際を走行します!)
東伊豆海岸線

そして、訪れる「東伊豆海岸線」♪
「スーパービュー」の大きなスクリーンに映し出される大海原・・・
そして、あちらこちらでは太陽光線のイルミネーション♪
そんな光の粒たちが、真っ青なキャンバスに踊ります!
さらに、快晴なら、美しく並んだ島影が・・・
まさに、ここを通過する数分が「最高のメインディッシュ」となります♪
そして、もうひとつ「季節の贈り物」が・・・
それは・・・河津駅を発車して左車窓に。。。
「河津の満開の桜」(春の訪れを告げる伊豆風景)
河津の桜

河岸一帯が桃色の花びらを敷き詰めた(貼り絵」のよう♪
まさに「河津桜」で、「車窓のフルコース」の「季節のデザート」となりました♪
そして、視覚の「ごちそうさま」を迎えるころ
「まもなく、終点、伊豆急下田」に到着いたします!」と・・・
そんな、約3時間の「スーパービュー踊り子」で味わう「車窓のフルコース」の旅♪
3月14日(土)以降は、新しい「サフィール踊り子」にその役割を引き継ぎますが、
みなさまも、こんな「車窓のフルコース」を視覚で味わう旅に出かけてみてはいかがでしょうか?
「スーパービュー踊り子」(こんな特別な車両にはもう出会えない!)
スーパービュー踊り子

(2020年3月17日FB投稿)



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